お客様の状況に応じて選択可能なソフトウェア製品群
国内外で多くの実績があり、SysMLモデリングツールのデファクトスタンダードであるダッソー・システムズ社CATIA Magicはもちろん、SysMLモデルの内容をExcelで可視化・編集を行えるMapleMBSEがあり、お客様の課題や状況に応じて選択いただけます。

SysMLモデルのデファクトスタンダード CATIA Magic
- SysMLモデル構成の定義
- 要求、振舞い、アーキなどのシステムの基本骨格のモデル化
- 仕様、設計値の管理形態の定義


ExcelからSysMLモデルを参照・編集 MapleMBSE
- 担当設計部分のみの情報修正
- CADやCAEと連携したシステム検討
- 図面、仕様書 等へのアウトプット
MapleMBSE
「操作の難易度」というハードルを越える、ExcelによるSysMLモデリングツール
さまざまなステークホルダーが、使い慣れたExcelからSysMLモデルを参照・編集できることで、開発に必要な情報を抜け漏れなく展開することが可能です。
- ExcelからSysMLモデルにアクセスし、モデルの閲覧や編集が可能
- 見たいモデル要素や関係性を定義して、複雑なモデルを表形式に自動整理
- ユーザの役割に応じて設計フォームやレビュー帳票をカスタマイズ可能
- Excelベースのため新たなベンダーロックはなく、お使いのMBSE環境・ツールに適応

専門家だけでなく、利害関係者みんなでシステムモデルを使えるように
ExcelからSysMLモデルを参照・編集できるから、MBSEに精通していない関係者もモデル情報を活用いただけます。
開発上流からシステムモデルを活用することにより、開発の品質向上、効率化を実現できます。

Excelで使えるので モデル活用人口が増える
- 直感的に使えてトレーニング不要
- 表形式なので再利用性が高い
- 幅広い方々が抵抗なく使える
複雑なモデルであっても システムの本質を掴める
- 見たい関係性をすぐ引き出せる
- 複雑なモデルに迷わずアクセス
- 必要な修正を間違いなくできる
業務プロセスに落とし込んで MBSEが実運用に乗る
- 設計フォームを提供できる
- レビュー帳票が自動でできる
- 複数部署、DBと連携できる
基本機能
表形式
- 要素を縦に一覧表示し、さらに横方向に繋がりのある要素や属性を表示
- Excel上で各要素の追記、編集、削除が可能
- Configurationファイルでは、データ表示開始位置と表示

Matrix形式
- 縦方向と横方向にそれぞれ要素を配置し、縦横2種類の要素間のリレーションを表示
- 縦・横それぞれ要素の追加、編集、削除およびリレーションの追加・削除がExcel上で可能
- Configurationファイルでは、縦方向のモデル要素・横方向のモデル要素とデータ開始位置、また縦横の要素を繋ぐリレーションの種類と向き・データ開始位置を定義する

カスタム機能
取得したモデル情報を標準機能(Configuration定義通りの表示)ではできない形で表示したい時は、VBAを使用して任意のカスタム帳票とすることもできるため、巨大なモデルから必要な情報のみをわかりやすい形式で利用可能
CATIA Magicの代表的な製品
SysMLモデルの作成・閲覧・編集:Magic Cyber-Systems Engineer(MCSE)
- システムの要求、振る舞い・機能、テストケース等の情報を、一つのSysMLモデルファイル(mdzipファイル)で記述することができる
- 要素・リレーション等の情報に様々な属性を持たせて、補足情報を追記することができる
- さまざまなダイアグラムを活用し、要素間の関係を可視化しながら記述し、トレーサビリティを確認しやすい情報記述が可能
- (拡張機能)Magic Collaboration Studio(モデル共有ツール)と組み合わせることで、複数の設計者が同時に同じモデル編集・変更点の抽出等が可能

SysMLモデルの共有管理:Magic Collaboration Studio(MCS)
- サーバー上でSysMLモデルを管理することで、部署/関係者間で効率的な共同開発が実現できる

エンタープライスシステムのアーキテクチャを記述:Magic Systems of Systems Architect
- DoDAF 2.0、MODAF、NAF 3、NAF 4、UAF 1.0 のフレームワークに準拠したモデリングが可能

ソフトウェアアーキテクチャの設計:Magic Software Architect
- UMLとダイヤグラムを使用して、ソフトウェアと関連システムアーキテクチャの構造、振舞い、データフロー、インターフェース、要件、制約を定義、トレサビの可視化ができる
- UMLモデルからJavaやC++などのコードを生成し、コードの変更をUMLモデルに反映することができる

SysML振る舞い図の実行シミュレーションをサポート:Magic Model Analyst
- アクティビティ図やステートマシン図などの実行・評価が可能
- 詳細なシミュレーションモデルを作成する前に、システム内部のインターフェースや情報フローの妥当性の検証が可能

MapleDOE -シミュレーションの感度モデル化・展開ツール-
製品概要
シミュレーションモデルや実験データを学習し、Excelで実行可能な感度モデルにします。
人、環境、時を選ばず感度モデルに基づくパラメータの検討が可能で、Excelシートの組織内展開も行えます。
製品特徴・仕様
- シミュレーションモデルの応答から自動的に学習点を補正し、予測性能の高い応答曲面(感度モデル)を作成。
- 感度モデルをExcelで読み込み、パラメータスタディが可能。入力に対する出力変化がビジュアルに表示されます。
- 対象システムの理解を促進する各種指標が利用可能(微係数、相関係数(Pearson/Spearman)、グローバル感度指標(Sobol’)等)。

ソリューション
シミュレーションを伴う業務の効率化とExcelによる感度モデルの組織内展開に。
MapleMBSEと連携させることにより、MBSEプロセスに感度モデルを通じた定量評価を取り入れることが可能になります。
直観的に分かりやすいユーザインターフェイスによりこれまで時間のかかっていた背反性能検討の時間短縮を図ることができます。
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